Daily Archives: 18-01-09

示談の注意点とは


示談をおこなう上で気をつけたいのは早まって結論を出してしまうことです。保険会社の方はプロですし、なるべく低い金額の保険金で済むように、またなるべく早く示談を成立させることを目指してきます。なんとなくそうしたペースに飲まれて早まって示談を進めてしまうと単に損害賠償金額の高低だけでなく、後遺障害などがあとから明らかになった場合にもうそれ以上損害賠償の請求ができないという事態にもなりかねません。忘れてはいけないのは、示談というものは被害者と加害者の両方の合意がないと成立しないものだという基本的な部分です。焦らず、申し訳なく思わず「症状固定してから示談にします」と先方に伝えることが重要です。

人身事故またケガがひどくない場合、特に事故直後に別段すごく痛みがあるわけではない場合などに安易に物損事故として届け出をしてしまうというケースもあります。しかし物損事故ではそもそも慰謝料を請求することができないほか請求できる示談金の金額がかなり低くなってしまいます。

実際交通事故による身体の不調というのは後から出てくることもありますので、少しでも違和感があればきちんと人身事故として届け出るのがベストでしょう。また一度物損事故として届けても後から人身事故に切り替えるということも可能です。